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映画「リアル・スティール」父子の絆と痛快SFアクション!あらすじ、ネタバレ感想

映画「リアル・スティール」は現代のボクシングが廃れ、格闘型のロボットがリングの上でどちらかが壊れるまで戦うという、より刺激とスリルに溢れた「ロボット格闘技」が大流行している世界が舞台となっております。

製作陣には、製作総指揮にスティーブンスピルバーグが参加しており、監督は映画「ナイトミュージアム」のション・レヴィが担当しています。

落ちぶれた元プロボクサーの男と突然目の前に現れた彼の11歳の息子が、ゴミ捨て場から見つけた旧式格闘ロボット(ATOM)と共に、親子の絆を取り戻しながらロボット格闘技トーナメントの王者を目指していく姿を描いたSFアクションムービーです。

感動する場面や痛快なアクションシーンが盛りだくさん過ぎる映画なのですが、その一つ一つを速すぎず遅すぎもせず丁寧に描いており、非常にテンポの進め方が上手な作品だと感じました。

ストーリーがテンポ良く進むので最後まで目が離せませんでした!

ということで、このページでは映画「リアル・スティール」のあらすじ、ネタバレ感想をご紹介させて頂ければと思います。よろしくお願い致します!

 

「リアル・スティール」作品情報

タイトル リアル・スティール
監督 ション・レヴィ
製作年 2011年
上映時間 127分
製作国 アメリカ
poboのおすすめ度

 

「リアル・スティール」あらすじ

舞台は2020年のアメリカ。観客がさらなる刺激を求め、人間のボクシングが廃れその代わりにより暴力性を増した競技「ロボット格闘技」に人々は夢中になっていた。

将来を期待されていた元プロボクサーのチャーリー・ケントン(ヒュージャックマン)も時代の移り変わりに抗うことは出来なかった。無鉄砲な性格も相まってか、やることなすことが何もうまくいかずに、今では中古のロボットを使って闇格闘技に没頭する日々を送っていた。

この日もチャーリーは自身の自慢の格闘用ロボットである「アンブッシュ」を使い猛牛との格闘ショーを予定していた。しかし最初に話を聞いていた内容とはまったく違うことに気付き、それをこの試合の管理をしていたリッキーに猛抗議したところ、2万ドルの賭け勝負とするならば受けて立つとチャーリーは提案したのだ。

しかし結果は惨敗・・・。2万ドルなどというお金を持っているわけがないチャーリーはすぐに見るも無残な姿となったアンブッシュをトレーラーに積み込み逃げる準備を始める。しかしそこである二人組の男が近づいてきた。てっきり金を回収しに来たと思ったチャーリーだったが、そうではなく昔の恋人キャロラインが亡くなったことと彼女がチャーリーには何も言わずに生んでいた11歳の息子の親権の話でやってきたのだ。

息子に全くと言っていいほど興味のなかったチャーリーはすぐに親権を譲る為、リッキーがトレーラーの場所に着く前に裁判所へと車を走らせた。

家庭裁判所へやってきたチャーリーは親権をすぐにでも、同席していたキャロラインの姉夫婦デブラと夫のマーヴィンに譲り帰るつもりだった。しかし2人が裕福な事に気付き、マーヴィンが1人となったところで「10万ドルくれるなら親権も譲るし、2人がイタリア旅行に行っている2か月間のみ息子を預かってやる」と言い出したのだ。親権がこのままではチャーリーのものとなってしまう現状に仕方なくマーヴィンはその提案に合意した。

見事10万ドルを手に入れたチャーリーは中古だがかつて活躍していた格闘用ロボット「ノイジー・ボーイ」を購入した。その届け先は彼が以前所属し、現在も居候としているボクシングジムを指定していた。ジムは幼馴染のベイリー・タレット(エヴァンジェリン・リリー)が切り盛りしていた。

「ノイジー・ボーイ」の動作確認をしていたチャーリーとベイリーの元にチャーリーの息子マックス・ケントン(ダコタ・ゴヨ)がやってきた。マックスはチャーリーが金の為に自分を預かったこと、2か月もの間チャーリーと暮らす羽目になったことに腹を立てていた

しかしノイジー・ボーイを目にした途端ロボット好きのマックスの目は輝き、このロボットの性能に有頂天になったチャーリーと共にさっそくロボット闘技場へと向かうこととなった。

調子のいいチャーリーは自分をメインイベントへ出せと闘技場を取り仕切っている人間に言い放つ。メインの切符を手にしたチャーリーだったが結果はまたしても惨敗・・・。ノイジーの力を半分も引き出せていなかったにもかかわらず強敵と戦おうとした力の過信が敗因となったのだ。

2度にわたりロボットを失ってしまったチャーリーは、次の購入予定のあてもないので、スクラップ置き場へ何か売れそうな部品がないのか盗みに侵入した。しかし部品探しに夢中になっている最中にマックスの立っていた足場が崩れ崖から滑り落ちてしまう。

慌ててチャーリーがのぞき込むとマックスは間一髪のところでロボットの腕に引っかかっていた。急いでチャーリーが助けるが、引っかかった腕がどうしても気になったマックスが土を払うとそこには旧式ロボットの頭が出てきたのだ・・・。

 

「リアル・スティール」ネタバレ感想

いやー、あらすじを書いててすごい思いましたけどやっぱりチャーリーって絵に描いた様にダメな父親ですよね!笑

まぁだからこそ序盤のこのダサさに惹き込まれてしまう気持ちと、これからの成長を期待したい気持ちが溢れてくるんです。

またこのSFの世界観においても、ロボット格闘技以外の日常は現代と全く変わらないところも惹きこまれ安い点かなと個人的には思います。

世界観が違いすぎてしまうとまずその世界を知るところからが最初に入るポイントになってくると思うので、そこを売りにしている映画ももちろんあるのですが「リアル・スティール」では不要な点だと思いますからね。

あとは何といっても「ロボット格闘技」のアクションがめちゃめちゃかっこいいです。普段私はロボット系の作品ってあんまり興味持たないんですけど、この作品においては非常に楽しむことが出来ました。

私のように普段ロボットものの映画等を好まれない方も、この作品の視聴者を惹き込む魅力とアクション以外の人間ドラマに夢中になってしまう方も多いのではないでしょうか。

マックスの性格とカリスマ性

チャーリーがものの見事にダメな父親っぷり満載なのに対して、マックスがめちゃめちゃしっかりした子供なんです。

自分を偶然にも助けてくれたATOMに運命を感じ「こんなガラクタは使い物になるわけない!」というチャーリーの言葉を全く気にも留めずひたすらにこの旧式ロボットを可愛いがるんです。

一見しっかりしすぎて少しひねくれている感じも見受けられるマックスですが、頑固な部分(チャーリーの子供だからかな?)や子供のような一面もちゃんとあるんだなぁと非常に可愛げがあり感情移入させられてしまいます。

そしてなによりマックスの周りを巻き込んでいく存在感が半端じゃないです。後々チャーリーとATOMと共に、知らない人がいない程に有名になっていくのですが観客はみんなマックスに大注目している感じがあります。

子供だからじゃないのかという意見もあるかもしれませんが、その一言ではくくれないぐらいのカリスマ性があるのは否めないと思いますね。

観客と一緒に私もマックスのファンになっていました。

父親

マックスと共にATOMを使って順調に勝ち進んでいくうちにチャーリーの心に変化が表れていきます。

その感情は紛れもなく「父親としての自覚」だと思います。

映画として大々的に表現をしているのはチャーリーのこの感情の変化が主だと思うのですが、私はマックスにもチャーリーに対しての気持ちの変化が十分に表れていると感じます。

マックスに関しては「父親」という存在にチャーリーと一緒に過ごすうちに段々と会えていくんだと思います。11歳になるまでマックスは父親に会ったこともなければ、むしろいなくても生きていけるよう無意識にしっかりとした一面を作り上げていったと思うんです。

その殻をチャーリーと一緒に過ごすうちに破っていき、最後の最後にはチャーリー(父親)に頼るようになります。中盤にATOMにボクシングの動きを教えてほしいと言った時もありますが、あれは頼るというよりも頼むといった感情の方が強いのではないかなと個人的には感じます。

ですのでこの作品においてはチャーリーとマックス(大人と子供)両方の「父親」というものに対しての感情の変化を表している作品なんだと思います。ヒューマンドラマではなく、アクション映画としてここまでの人間ドラマを描ける作品はなかなかないのではないでしょうか。

まとめ

普段ロボットものはあまり見ない

アクション映画は好きだがしっかりと人間ドラマも描いてくれる作品がいい

最初から最後まで飽きずにしっかりと内容に惹きこまれる映画が見たい

こちらのポイントに過ごしでも当てはまる方がいらっしゃったら試しにでも「リアル・スティール」を視聴してみてください。

製作年が2011年と少し前の作品だとは思いますが、内容も最近の作品に引けを取らずテンポが非常に良く見どころが満載の映画だと思います!